「自律神経失調症」
昔の人は、うまい病名を考えたものです。
でも、医学的にはこの病名は、存在しません!
学校でも習わないし、教科書にも一切書いてありません。
それでもこの病名にしっくりくる症状を訴える方は、すごくたくさんいます。
なので、正式な病名にしてもいいんじゃないかと思ってます。
その、いわゆる「自律神経失調症」ですが、様々な症状を呈します。
動悸がする
身体があつくなる
身体がひえる
汗をかく
ねむれない
めまいがする
立ちくらみがする
手が震える
下痢する
吐き気がする
口が乾く
そもそも、自律神経とはなんでしょうか。
交感神経と、副交感神経のことです。
交感神経は、戦闘モード、副交感神経は、休息モードです。
人間は、この二つの神経を、身体が勝手にコントロールして、うまい具合に割合を決めています。
あるときは10:0、またあるときは3:7というふうに。
この割合は、基本的に自分の意志では変えることができません。だから「自律」なのです。
大事な会議のプレゼンの前では、戦闘モードが作動します。
緊張して神経が研ぎ澄まされ、気合いが入り、集中力が増します。
夕飯を食べてお風呂に入ると、休息モードに切り替わります。
リラックスして、眠くなってきます。
この、「自律」機能が狂ってしまった状態を、「自律神経失調症」といいます。
プレゼンなどで、本番に強い人は、この戦闘モードをうまく利用できますが、
逆に弱い人は、過剰な交感神経により「不安」が全面にでてきてしまいます。
寝る前にうまくリラックスできずに眠れなくなったり、
なんでもないときに突然交感神経が働いて、動悸や震えがでてきたり。
そんな状態は、とってもつらいです。
さて、この自律神経、先ほど自分ではコントロールできないと言いましたが、
なんとそれを自らの「意志」でコントロールする方法があるのです。
→次の記事でご紹介します。
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